山芋はジャガイモではない。
最近浪費が激しいと気づいたのは日曜日の夜だった。
それもこれもイベントにいったり今日CDについてくる握手券のためだけに高い交通費を払って秋葉原にいったせいではある。
お金が飛んでくよ~~と嘆いたら地中からお金がどんどん湧いてくるわけではないので外食を控え自炊をすることでお金を節約することにした。俺にはさいからキッチンがある。そして近くに激安スーパーができた。時は満ちた。昨日の月曜日に買い物をした。大根一本80円、うどん一玉18円など節約したいという大学生にはもってこいのお店である。
大根キャベツ半玉白菜1/4カットもやし豚コマ切れその他もろもろを買って1200円、これで4日以上生きれるので実質一日300円以下で生活できるのは最高だ。
昨日は白菜の葉などを使って一人鍋をした。正確にはフィギュアを周りに置いたので15人鍋ではある。
そして今日は山芋と豚コマをつかって照り煮という名のとりあえず炒めてしょうゆ酒みりんぶっこんで終わりという超手抜き料理を作ることにした。昔はさいからキッチンの代名詞だったじゃがいもが山芋という形で復活した。政権復帰である。その朗報にさいからキッチンじゃがいも派は歓喜に沸いた。(当社調べ)
ところで僕は切る寸前まで山芋はネバネバするという幼稚園児並の知識が頭から抜け落ちていた。じゃがいもも山芋も大差ねぇよなwwww実に愚かである。
俺「山芋をきるお!」
俺「あかん!山芋が!ネバネバする!」
途中寒すぎてコタツに入るなどを行いながら30分かけて山芋を切り終えた。さて炒める段階で、ネバネバしてる山芋をそのままフライパンにぶち込んだらどうなるのかという一抹の不安を抱えながらも豚小間切れを炒め、そのあと山芋をぶち込んだ。悲劇その2の始まりである。
俺「あかん!山芋がフライパンにくっついた!」
最高に絶望した。これは早急に対応をしなければ。焦った俺はとりあえず上から油を追加投入。もはや炒めるというより揚げ焼きである。そのあとしょうゆ酒みりんを料理のさしすせそなんて無視して入れて煮ることを最優先にした。煮る過程でこびりついた山芋with豚コマ切れを浮かしてはがす作業をした。
なんやかんやありながらも「山芋とぶたこまの照り煮」が出来上がった。終わり際に柚子胡椒チューブをいれたのは我ながらに天才だと思った。出来上がりがとてもさっぱりしたような気がした。ただ料理と引き換えにフライパンは即流しに運び込まれた。名誉の負傷である。
結論、山芋はじゃがいもにはなれなかった。山芋は政権をとれない。これからも卵が実権を握っていくようだ。
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